株式会社誠和

防食・補修・塗装
PROTECTION/REPAIR/PAINT

防食・樹脂補修について

防食について

あらゆる建造物・構造物は経年劣化や腐食がつきもので、放置しておくほど破損のリスクや修理費の増大の原因となります。それらを防ぐために、状況や時期を考慮して行うのが防食工事です。
現場の環境や素材に対して適切な工事をする必要があるため、当社では事前調査から施工、仕上げまでをワンストップで行っています。

樹脂補修について

樹脂の腐食や欠損、摩耗などによって減肉状態になったり、破損したような場合には、樹脂補修を行います。
樹脂補修の利点としては以下が挙げられます。

  • 損傷した部分の補修と同時に補強も可能
  • 高熱を伴う直火作業がないので母材にも影響がない
  • 破損箇所にもよりますが、運転中でも作業可能
  • 母材や部品の不必要な交換が避けられるので、経済的
また、補修の対象としては以下の通りで、様々な分野で適用可能です。


  • 腐食や欠損、摩耗などによる減肉箇所
  • コンクリートの劣化箇所
  • コンクリートの亀裂箇所
  • コンクリートの漏水箇所
  • 液漏れ、ガス漏れ箇所

具体的には様々な工法がありますので、すべてご紹介は出来ませんが、中でも施工依頼が比較的多い、FRP樹脂での施工について簡単にご説明します

FRP樹脂を使った施工

FRP樹脂の特徴

  • 防水能力が高く、浸水、透水を防げる
  • さまざまな形状に対応でき、複雑な補修箇所形状に合わせた施工が可能
  • 耐熱性・対候性・対薬品性に優れているので腐食しにくい
  • 軽量で、且つ強度的に優れている

このような特徴から、プラントの動脈ともいえる配管の補修・補強や、建物の防水、漏れ防止などで多用されています。

FRP樹脂ライニングの特徴

FRP樹脂により継目なく被膜を形成する事によって、漏水・浸水を完全にシャットアウトします。
また、コンクリートの表面を覆って、水や外気有毒ガスなどから守ることが出来るので、コンクリート構造物の延命化も期待できます。
ある程度年数の経ったビルの屋上や水路、マンホールやタンクなど、施工対象は多岐に及びます。

その他の防食・補修工事

水和性ウレタン
樹脂注入工法
コンクリートの亀裂に樹脂を注入して止水する工法。注入したウレタン樹脂を亀裂内部の水と反応させゴム状にさせると、注入されたウレタン樹脂は水と反応するまでは流動性保持したまま深部にまで浸透し、水を反応することによって硬化する性質なので、長期間止水効果を維持する事が可能です。
マイスターFP
埋設管用
防食システム
地中に埋設された配管の防食に適したポリエステル系樹脂を使った工法。
地中に埋設された配管は、埋設されている環境の違い(砂・粘土・コンクリート等)やバクテリアなどの影響で、経年による腐食が起こりますが、簡単に地上設備のような検査を行うことが出来ません。 そのような事から、埋設配管やタンクには出来るだけ長期間に渡るメンテナンスフリーで信頼性の高い防食システムが必要です。マイスターFPは、これまで長年地下配管や地下タンクの防食に使用されてきた信頼性の高いポリエステル樹脂とガラス繊維・保護フィルムを組み合わせた、シンプルながらも緻密な防食システムで、長期にわたる防食効果が期待できます。
ポリウレア
ライニング
塗布から硬化までの時間が非常に早く(数秒~数十秒)、スプレー塗布の為シームレスな補修が可能。耐摩耗性・耐薬品性・耐水性・耐衝撃性にも優れ、無溶剤なので安全で環境にも優しい工法。
ビル屋上や水路・水槽の防水、コンクリートの塩害・中性化防止などで幅広く使われている工法です。

その他、各種工法・材料での補修工事を承っておりますので、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

塗装工事

工場・プラントでは様々な化学薬品や原料を使用します。
その貯蔵をするタンクや配管などを塗装する場合、使用している原料や材料の違いや過酷な環境下での長期運用を考慮して、それぞれの塗装箇所に合った最適な塗料の選定が重要になります。
非破壊検査やFRP樹脂補修等を得意とする弊社が、これまで培ってきた豊富な経験と知識を元に、御社の設備に最適な塗装をご提案させて頂きます。
また、工場・プラント以外にも、ビルの外壁や屋上、鉄骨なども対応可能です。

主な塗装箇所

貯蔵タンク

貯蔵タンク

輸送パイプ

輸送パイプ

工場・倉庫内

工場・倉庫内

煙突

煙突

工場の外壁・スレート屋根

工場のスレート屋根

橋梁・鉄骨等

橋梁・鉄骨等

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